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- メディカルダイエット
- 目的
- クリニックで受けられるダイエットサポート
- メディカルダイエットの内容
- アンチメタボリック注射
- αリポ酸注射
- L-カルニチン注射
- アンチメタボリック点滴・αリポ酸注射、Lカルニチン注射に関するQ&A
- GLP-1製剤によるダイエットサポート
- GLP-1とは?
- GIP/GLP-1受容体作動薬マンジャロ®️詳細
- その他:SGLT2製剤:カナグル®️編
- 栄養相談・運動療法
- 治療の流れと費用
※マンジャロ®は、出荷規制や入荷都合などにより、自費診療の患者様には処方できない場合があります。
目的
・医療機関にてダイエットサポートを受けることで、減量のみならず個々の生活に沿った身体づくりを習慣づける。
・生活習慣病を予防し、自己メンテナンス法を習得する。
対象:20歳以上70歳未満 かつ 初診時のBMIが22以上の方で、問診や採血結果にてダイエット施行問題なしとみなされた方。
当院では、肥満治療(主に自費診療)を行っています。まずは栄養指導で自分の食生活を整え、西洋薬・漢方薬を使用することで便通や生理不順など個々の問題を解消しながらダイエットに取り組みます。バランスのよい食事と運動がなければ美しい身体は得られず、ダイエットをやめられない可能性があります。“美”=『健康であること』です。ただ細いのではなく、健康的な身体を手に入れ、健康寿命を延ばしましょう。
クリニックで受けられるダイエットサポート
医学的根拠に基づいて“健康的な美”を目指します
神戸市・三宮駅のジョイクリニックではメディカルダイエットを行っており、医師の診察・アドバイスのもとに医学的根拠に基づいて“健康的な美”を目指します。
まずは栄養指導を行って食生活を見直し、西洋薬・漢方薬を使用して便通異常や生理のお悩みなどを解消しつつ、ダイエットを行います。
対象となる方
20歳以上70歳未満かつ、初診時のBMIが22以上の方で、問診や採血結果にてダイエット施行問題なしとみなされた方。
メディカルダイエットの内容
- 運動療法
- GLP-1製剤の使用(SGLT2阻害薬・GIP/GLP-1製剤の使用も行っています)
- 漢方薬の処方(保険診療)
- 内科診療(保険診療)
- 【ダイエット注射】★アンチメタボリック注射★a-リポ酸★L-カルニチンなど
- サプリメント
これらの内容を組み合わせて健康的にダイエットをサポートいたします。
栄養指導 | 栄養指導にて、痩せやすい体質になる食行動を身につけます。 電話予約制(木・金・土曜日/1回30分) |
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運動療法 | 当院と同じフロアにピラティススタジオ”BEFORT CReW(ビフォート クルー)”がオープンしました! ピラティストライアルをご希望の方は、ピラティススタジオBEFORTへ、直接ご予約ください |
GLP-1製剤の使用 | ダイエット開始時使用するGLP-1製剤はリベルサス®(内服薬)です。 内服のGLP-1製剤に慣れてきたら注射剤(マンジャロ®)に変更も可能です。 ※GLP-1製剤使用の対象:20歳以上70歳未満かつ初診時のBMIが22以上の方で、問診や採血結果にて使用上問題なしとみなされた方。 ※GLP-1製剤の適応ではない方には、SGLT-2製剤や漢方薬、栄養指導などご案内いたします。痩せやすい体質になる食行動を身につけます。 |
漢方薬 (保険診療) |
その方の体質に合った漢方を処方し、体質改善を促します。 漢方は本来、身体のバランスを整えて不調を取り除き、健康になるためのものであって、ダイエット目的に作られたものではありません。 |
内科診療 (保険診療) |
高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの治療を行います。 |
点滴療法 【ダイエット注射】 |
糖質代謝、脂質代謝を促し、ダイエット中に不足しやすい栄養素を取り入れます。 ・アンチメタボリック注射: 肥満改善(ダイエット) a-リポ酸、L-カルニチン、ビタミンB1+2+3+5+6+12、VC、アミノ酸 ・a-リポ酸: 糖質代謝促進 エネルギーの生成に必要な補酵素としての重要な役割があります。体内で糖質の分解や代謝を助けエネルギー生成を促進するため血糖値の上昇が抑制され、ダイエット効果が期待できます。むくみ、冷え性、デトックスに対しても効果的です。 ・ L-カルニチン: 脂肪代謝促進 人間の体内にも存在する物質です。脂肪酸を効果的に燃焼させ、エネルギーを産生する脂肪代謝促進作用があります。そのためダイエットには最適です。 |
サプリメント | 不足しがちな栄養素を含んだマルチビタミン剤、腸内環境改善薬、代謝を上げる効果のある薬剤などのご案内 |
アンチメタボリック注射
価格:¥5,700税込
運動をしているのになかなか痩せない方や、痩せやすい体質になりたい方などにおすすめの注射です。代謝改善・脂肪のつきにくい体質改善によるダイエット効果、強力な抗酸化効果によるアンチエイジング・美容効果が期待できるので、美と健康を同時に手に入れたい方にも向いています。
また、ビタミンB群の効果により、摂取した脂質や糖質がエネルギーとして燃焼する働きをサポートし、脂肪として蓄積されるのを防ぎます。
点滴後にウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を行うことで、ダイエット効果がより高まります。
αリポ酸注射、Lカルニチン注射、アミノ酸配合製剤の詳細はこちら
主な成分
ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、ビタミンC、αリポ酸、Lカルニチン、アミノ酸配合製剤
未承認医薬品等
使用している薬剤はすべて国内承認医薬品ですが、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
入手経路
国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
リスク、副作用
食欲不振、下痢、軟便、腹部膨満感、顔面浮腫、血尿、貧血、悪心、嘔吐、腹痛など
以下の方は受けられません
妊娠中・授乳中の方、肝機能障害の方、急性膵炎・慢性膵炎の方、糖尿病の方、胃酸過多症の方、薬物過敏症の方、体調がすぐれない方
諸外国における安全性等に係る情報
重篤症状の報告はありません。
αリポ酸注射
価格:10mL/¥990税込~(使用量に応じて変動)
熱エネルギーの生産(ブドウ糖をすばやくエネルギーに変える性質)を高めて新陳代謝を促進し、痩せやすい体質へと導くことで体脂肪の増加を抑制するため、高いダイエット効果が認められています。血流が活発になることで冷え性やむくみ、肩こりの改善にも効果的です。
また、αリポ酸にはビタミンC・ビタミンEのおよそ400倍もの抗酸化作用があることが知られており、その強力な抗酸化作用により体内で発生する活性酸素の増加を抑制し、細胞の酸化を防ぐとされています。その結果、さまざまな生活習慣病の予防となるだけでなく、アンチエイジング効果にもつながります。
また、αリポ酸は肝臓で生成されていますが、加齢とともに減少するため基礎代謝量が低下し肥満の原因に繋がることも多いのです。このため、食事やサプリメントで意識的に摂取していく必要がありますが、α–リポ酸が含まれるほうれん草やブロッコリー、豚肉レバーなどを摂取しても、肝心なαリポ酸の摂取量は少量です。このため点滴によりαリポ酸を効率よく補うことで体内の抗酸化力がアップし、新陳代謝を促進、疲労回復、美肌、脂肪燃焼効果が期待できます。「最近太りやすくなった」と感じるかたは、是非お試しください。
未承認医薬品等
使用している薬剤は国内承認医薬品ですが、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
入手経路
国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
リスク、副作用
食欲不振、下痢、軟便、腹部膨満感、顔面浮腫、血尿、貧血、悪心、嘔吐、腹痛など
以下の方は受けられません
妊娠中・授乳中の方、肝機能障害の方、急性膵炎・慢性膵炎の方、糖尿病の方、薬物過敏症の方、体調がすぐれない方
諸外国における安全性等に係る情報
重篤症状の報告はありません。
L-カルニチン注射
価格:¥1,430(税込)
L-カルニチンは脂質の代謝を担う役割を担っているため、体に溜まっている脂肪をエネルギーとして効率良く燃焼することができ、脂肪が付きにくい体をつくることができます。
また、L-カルニチンは肝臓や腎臓など体内でも造られる成分ですが、加齢によりその生成量は低下するため、多く含まれる肉類(赤身)や乳製品などを摂取することが必要です。規則的に摂取することで持久力が向上し疲れにくくなるという特徴があるため、運動のパフォーマンスアップが期待できます。
Lカルニチンは脳内にも多く含まれており、不足すると痴呆の原因にもなるため、補充することにより痴呆症などの予防も期待できます。
未承認医薬品等
使用している薬剤は国内承認医薬品ですが、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
入手経路
国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
リスク、副作用
食欲不振、下痢、軟便、腹部膨満感、顔面浮腫、血尿、貧血、悪心、嘔吐、腹痛など
以下の方は受けられません
妊娠中・授乳中の方、肝機能障害の方、胃酸過多症の方、薬物過敏症の方、体調がすぐれない方
諸外国における安全性等に係る情報
重篤症状の報告はありません。
アンチメタボリック点滴・αリポ酸注射、Lカルニチン注射に関するQ&A
Q.投薬時間はどれぐらいですか?
A.カウンセリングの時間を除くと、点滴の場合は約30分です。注射の場合は投薬量によりますが、多くの場合、5分以上かけて副作用の発現がないよう緩徐に注入します。
Q.すぐに効果がでますか?
A.ゆるやかに体質改善を目指していくので、投薬後すぐに劇的な効果が現れるわけではありません。数ヶ月経過し、特に運動をされる方は効果を実感している方が多いようです。
Q.治療を受ければ必ず痩せますか?
A.糖質や脂肪燃焼を促進する点滴となりますが、この治療だけで痩せるわけではありません。毎日の食生活や生活習慣の見直しが必要です。
Q.どれぐらい続ければいいでしょうか?
A.十分な治療効果を得るには1ヶ月に2~4回、定期的に行うことが有効だと言われています。
Q.副作用などありますか?
A.個々の体質や大量に投与した場合に、眩暈や嘔吐感などが起こる方もいらっしゃいます。また長期間治療を続けた場合の重篤な副作用は報告されていません。
Q.治療に適さないケースはありますか?
A.αリポ酸に血糖を低下させる作用があるため、血糖降下剤を服用している方は点滴できないケースがあります。
GLP-1製剤によるダイエットサポート
GLP-1とは?
GLP-1とは食事の際に小腸から分泌されるホルモンのことで、急激な血糖値の上昇の抑制、胃腸の働きの調整、食欲抑制などの効果があります。
ジョイクリニックのメディカルダイエットでは、GLP-1経口薬[リベルサス®]を使用しますが、GLP-1製剤に慣れてきたらGIP/GLP–1注射薬[マンジャロ®]への変更も可能です。
GLP-1の特徴
無理なく安全にダイエットできます
無理な運動や食事制限は必要なく、厚生労働省が認可している安全性の高い医薬品を使用して、安心安全にダイエットすることができます。
自然に食欲が抑制できます
GLP-1には食欲を抑制する効果があり、自然に食欲が抑制されるため、無理な食事制限を行うことなくダイエットすることができます。
リバウンドしにくい体質に改善
GLP-1には、脂肪の燃焼や新陳代謝の向上などの効果もあるため、リバウンドしにくい体質に改善することが可能です。
GLP-1の注意点
- 副作用として、吐き気・嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。通常、これらの症状は治療を続けるうちに軽減されます
- カウンセリングにより、GLP-1製剤によるメディカルダイエットをお断りする場合があります
- 糖尿病の治療中の方には使用できません
- 妊娠中・授乳中は使用を中止してください
- メディカルダイエット中、1ヶ月に1回程度の受診が必要になります(まずは3ヶ月間の継続をおすすめします)その後、体重の増減の程度により通院回数がかわります
費用、詳細
2023年7月より体重減少効果が非常に高い[マンジャロ®]の処方を開始しました。
薬による代謝の促進や食欲抑制を利用したダイエットです。過度な食事制限などに比べ、無理なく自然にダイエットできます。尿中に糖を排泄するSGLT-2製剤、食欲自体が減るGLP-1製剤は、我慢を伴うダイエットで思うような効果が得られなかった方にもお勧めです。
(税込価格表示です)
価格は、前触れなく変更をする場合があります。
飲むGLP–1製剤 | リベルサス® 3mg ¥11,000/月 リベルサス® 7mg ¥22,000/月 リベルサス® 14mg ¥33,000/月 |
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週に1度のGIP/GLP–1製剤・自己注射 | マンジャロ® 2.5mg ¥5,500/本 マンジャロ® 5mg ¥8,800/本 *ご自宅にて自己注射して頂きます。 |
※マンジャロ®は、出荷規制や入荷都合などにより、自費診療の患者様には処方できない場合があります。
※週に一度投薬のGLP-1製剤オゼンピック®注の新規処方を中止します。
GLP-1は「痩せホルモン」とも呼ばれており、もともと人の体内に存在し腸から分泌されるホルモンのことで、主にインスリン分泌を促す働きをします。このGLP-1の分泌量が多いと食欲が抑えられ、脂肪が分解しやすいので太りにくく痩せやすいと言われています。この痩せホルモンを体内に取り込むだけで、体質を改善して自然にダイエットできます。
経口薬である[リベルサス®]、注射製剤である[オゼンピック®]には、体重減少効果が最も優れているとされる成分「セマグルチド」が含まれています。
[リベルサス®]使用時は、胃の内容物が薬剤の吸収に影響を与えるため、朝、空腹時にコップ半分の水と共に服薬し、その後30分絶飲食が必要です。毎日服薬が必要ですが、注射の痛みが苦手な方にはより継続しやすいメディカルダイエットです。
また、「空腹時内服など、飲むタイミングは最適だったのか」「どれだけ消化粘膜から吸収されているかはっきりしない」というデメリットを克服しているのが、GLP-1ダイエットの注射薬[オゼンピック®]です。これは週1回の自己注射になります。(週に一度投薬のGLP-1製剤であるオゼンピック®注の新規処方は中止しました。)
さらに2023年4月に発売された2型糖尿病の新薬[マンジャロ®]は、GIP/GLP-1受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの薬です。
[マンジャロ®]の効果や作用機序、使い方などについては、下記をご確認ください。
自己注射になりますが、手技については看護師が指導をいたしますので、問題になることはありません。
GIP/GLP-1受容体作動薬:マンジャロ®詳細
マンジャロとは
マンジャロは「GIP/GLP-1受容体作動薬」という新しいタイプの2型糖尿病の新薬です。
使い方
週に1回、2.5mg~15mgを皮下に注射します。
作用機序
GIPとGLP-1は血糖値を下げる働きのあるホルモンで、それぞれの受容体に作用して、以下のような働きを示します。
小腸に食物がたどり着くと、小腸で分泌されたGIPとGLP-1が血液中を流れ、膵臓へと運ばれます。
GIPとGLP-1は膵臓に働きかけてインスリンの分泌を促進し、血糖値を低下させます。
血糖値が正常あるいは低い場合にはGLP-1は分泌されないという特徴があり、副作用である低血糖が起こりにくいといわれています。
GLP-1は血糖値を上げるグルカゴンというホルモンの分泌抑制や胃の内容物の排出を遅延させ、食後血糖を低下させる作用も確認されています。
また、2型糖尿病におけるインスリンの働きやすさを改善する効果も認められています。
~ チルゼパチド(マンジャロ®)注射 ~
持続性GIP/GLP-1受容体作動薬であるチルゼパチド(商品名マンジャロ)が、2023年4月18日に発売となり、当院でも使用を開始しました。血糖低下・体重減少効果が強いとされるGLP-1受容体作動薬であるセマグルチド皮下注射(オゼンピック)を上回る効果が臨床試験で確認されており、現段階でもっとも効果の高いインクレチン関連注射製剤です。 「オゼンピック」は、現在販売されているGLP-1受容体作動薬(以下、GLP-1薬)の中でも体重減少作用が強い製品だと言われていました。 しかし、SURPASS-2試験(メトホルミンという糖尿病薬を使用しても血糖値のコントロールが上手くいかない、2型糖尿病である欧米人1879人を対象に行われた研究)において、オゼンピックよりもマンジャロの体重減少の効果が高いという結果が明らかとなり、現在マンジャロが大注目を受けています。 試験を開始してから40週間目にオゼンピック1mgとマンジャロ5mg、10mg、15mgをそれぞれ比較した結果、体重減少効果は以下のようになりました。 オゼンピック1mg:5.7kg減 上記のように、これまでGLP-1薬の中で体重減少作用が強いとされていたオゼンピック以上に、マンジャロにおいて用量依存的に体重減少効果があると認められました。 また、日本人を対象としたSURPASS-J-MONO試験(BMI 26平均程度の日本人型肥満の患者を対象とした、52週間の試験)では、デュラグルチド(トルリシティ)を上回るHbA1c 低下効果、体重減少効果が認められました。インスリンや他の経口血糖降下薬の併用なしのチルゼパチド(マンジャロ)単独投与のみで、HbA1c 7.0%未満の治療目標を達成した割合が94%以上という、驚くべき血糖低下効果を認めています。 副作用についてはGLP-1受容体作動薬と同様に、消化器症状(嘔吐や便秘、下痢、腹痛など)が出ることがあります。用量に依存する傾向にもありますので、その点を考慮して調整が必要になります。また、低血糖のリスクは低い薬ですが、その他の糖尿病治療薬を使用していると低血糖のリスクはありますので注意が必要です。その他、胆石や胆嚢炎など急性胆道系疾患の発言の恐れも指摘されています。 |
マンジャロのダイエット効果
GIP/GLP-1に作用するマンジャロは、「過剰な食欲を抑える」、「満腹感が持続する」、「脂肪を分解しやすくする」、「インスリンを働きやすくする」などの働きによって効果的な減量が期待できます。
過剰な食欲を抑える
胃に食べ物が入り血糖値が上昇すると、食べ過ぎを抑えるために脳にある満腹中枢が働きます。
GLP-1薬は、満腹中枢に働きかけて過剰な食欲を抑えます。
通常よりも少ない量で満腹感が得られるため、自然に食べる量が減っていきます。イライラ感がなくなる方も多く見受けられます。
満腹感が持続する
胃に入った食べ物は、胃から小腸へと送り出されます。
GLP-1薬は胃の働きを緩やかにすることで、食べ物が胃に留まりやすくします。
いつもと同じ食事量でも満腹感が持続しやすいため、食事の時間前に空腹を感じることがなくなるなど、間食する頻度が減るという効果が期待できます。
基礎代謝を上げて脂肪を分解しやすくする
脂肪細胞にはエネルギーを蓄える働きとエネルギーを使って熱を作り出す働きがあります。
マンジャロは熱を作り出すという働きを促進して基礎代謝を上げ、脂肪の分解を促進します。
基礎代謝が上がると、1日に消費するエネルギー量も増えるため、太りにくい体質に近づくのです。
インスリンを働きやすくする
インスリンの分泌を促進させても、インスリンが働きにくい環境下では思うような効果を実感できません。
マンジャロはインスリンの働きを促し、筋肉などの細胞内で糖分などをエネルギーとして効率よく使えるように調整します。
GIP/GLP-1は一般的に「痩せるホルモン」とも呼ばれています。
「GIP/GLP-1受容体作動薬」であるマンジャロは、このような複数の働きによって減量が期待できます。
未承認医薬品等
当院にて取り扱う[リベルサス®][マンジャロ®]は、2型糖尿病の治療薬として国内でも承認されていますが、当院で行う肥満治療目的での使用については国内承認されておらず、“自費診療”となります。
なお、国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤はありません。
入手経路
国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
諸外国における安全性等に係る情報
GLP-1製剤使用による肥満療法は、EU加盟国28カ国、カナダ、アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)で肥満症の成人補充療法、肥満症の適応で承認を取得しています。
リスク、副作用
治療初期に、胃部不快感・胃が張っている感じ・頭痛・便秘・下痢といった消化器症状が出ることがあります。
その他、悪心 、下痢 、急性膵炎 、嘔吐 、嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛、腹痛、食欲減退、浮動性めまい、味覚異常、糖尿病網膜症という副作用が起こる可能性があります。膵炎の既往、 甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害 (胃潰瘍、炎症性腸疾患など)のある方、低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方、糖尿病の方、妊娠中または 2か月以内に妊娠を予定される方、授乳中の方は服用できません。
※あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で、肥満が解消されない場合に使用することが重要です。
その他、SGLT2阻害薬:カナグル®編
※価格は税込です。
カナグル® | ¥13,200/30日分(1日1回1錠) |
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SGLT2阻害薬は取り過ぎた糖を尿と一緒に排泄する作用があり、体重減少効果が期待できます 。カロリー換算すると約240kcal~400kcalに相当する糖が排出されます。同様の薬剤には、カナグル、スーグラ、フォシーガ、ジャディアンス、ルセフィ等がありますが、当院で肥満治療に対して使用する薬剤は[カナグル®]です。
未承認医薬品等
SGLT2阻害薬[カナグル®]は、2型糖尿病の治療薬として国内でも承認されていますが、当院で行う肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
入手経路
国内の医薬品販売代理店を経由して購入しています。
国内の承認医薬品等の有無
国内で肥満に対する効能・効果が承認されている同一成分の薬はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で肥満治療薬として承認されています。
リスク、副作用
カナグルに過敏症の既往がある方、中等度以上の心臓、肝臓、腎臓、膵臓、高血圧疾患のある方、糖尿病の既往があり治療中の方、手術を控えている方、尿路感染、性器感染のある方、大きな外傷のある方、妊婦または妊娠の可能性のある方、高齢の方、授乳中の方、小児の方は使用できません。口渇、吐き気、食欲減退、便秘、腹痛、倦怠感などが見られる場合があります。まれに腎盂腎炎、低血糖、ケトアシドーシスというような症状も報告されています。
※あらかじめ減量の基本である食事療法、運動療法を十分に行った上で、肥満が解消されない場合に使用することが重要です。
栄養相談・運動療法
管理栄養士による栄養相談
当院には管理栄養士が在籍しており、患者様それぞれに最適な栄養指導を行っています。
食生活の見直しにより、痩せやすい体質の実現を目指します。
ダイエット中は、食欲抑制作用によるタンパク質やビタミンなどの必要な栄養素の不足に陥るリスクも考慮する必要があります。適切な栄養指導の下、健康的に減量することが重要です。
※栄養相談は電話予約制(木・金・土曜日/1回30分)
運動療法(ピラティストライアル)
当院があるビルの同じフロアにピラティススタジオBEFORT“ CReW(クルー)”があり、こちらでメタボ解消などボディメイクのためのピラティストライアルを受けることができます(※)。
※体験レッスンをご希望の方は、メインスタジオのBEFORT(ビフォート)”のHP(https//befort.jp)から直接ご予約ください。
料金と診療の流れ
➤医師の診察
医師が患者さまの現在までの状態を詳しく聞き取りし、当院でのメディカルダイエットの仕方について説明します。問診上、メディカルダイエットの対象と判断された方には検査等のご案内をいたします。
・初診料(採血+検尿+体組成検査 含む)→¥7,700税込
・リベルサス3mg 10日分→¥4,500税込
・栄養指導 (ご予約はWeb予約不可)
※必要に応じて、医師が追加検査を行う場合があります。
➤医師が生化学検査および追加検査のデータに基づく診察を行い、治療方針を決定します。
・診察料→¥1,100税込
・処方薬例: リベルサス® 3mg ¥11,000/月 税込
症状の改善は1ヶ月から認められますが、個人差があります。治療期間は、年単位になることもあります。
全ての治療内容が、原則自費診療ですが、基礎疾患の有無により一部保険診療の対象となりえます。
管理栄養士による個別の食事指導のサポートプログラムがございます。
体重や心境の変化、生活習慣が改善したかなどを聞き取り、投薬を継続するかご相談します。
副作用の発現等を考慮しつつ、自己注射に変更することがあります。
治療が1クール(約3ヶ月間)終了した後、再検査を行うことがあります。
・診察料→¥1,100税込
・採血 ¥3,300税込~
・体組成検査 ¥1,100税込(必要に応じて)
・処方薬例: マンジャロ® 2.5mg ¥5,500/本税込
治療期間の目安は、約3ヶ月から6ヶ月です。途中、治療を中止することも可能です。
初診時 | 初診時(採血+検尿+体組成検査を含む→¥7,700税込 リベルサス® 3mg×10日分 ¥4,500税込 栄養指導(ご予約はWEB予約不可) ➤栄養指導=自費診療の場合¥3,300税込/保険診療の場合有 ※必要に応じて、医師が追加検査を行う場合があります。別途、費用が必要。 |
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再診時 | 再診料 ¥1,100税込 |
GLP–1製剤・内服 | リベルサス® 3mg ¥11,000/月 税込 リベルサス® 7mg ¥22,000/月 税込 リベルサス® 14mg ¥33,000/月 税込 |
週に1度のGIP/GLP-1製剤・自己注射 | マンジャロ® 2.5mg ¥4,400/本 税込 マンジャロ® 5mg ¥7,700/本 税込 *ご自宅にて自己注射して頂きます。 *マンジャロ® 7.5mg以上は診察時にご案内します。 |
SGLT2阻害薬・内服 | カナグル® ¥13,200 税込 ×30日分(1日1回1錠) |
注射 | アンチメタボリック注射 ¥5,700 |