ジョイクリニック神戸三宮 管理栄養士です。
12月に入りましたね。朝、晩の冷え込みも増し日中も一段と寒くなってきました。
特に冷え性の方には大変辛い時期になります。
冷えは万病の元とも言われています。まだまだ増していく寒さに負けないよう、対策をとりましょう😀。
≪冷え性≫
冷え性とは、手や足の先などや、二の腕、太ももが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことをいいます。
血流が悪くなることで起きてしまう症状の一つです😥。
血行が悪くなると身体に必要な酸素・栄養素がうまく行き届かなくなり、老廃物も排出されなくなってきます。
そのため、冷え性になると色々な不調が現れやすくなります。
「手足の冷え」はよく見られる不調のサインです。手足の冷えは、寝る前になかなか眠りにつけずつらいですね。
寒さによって、体にストレスがかかると慢性的な疲れやだるさにも繋がります。
また、冷えは、肥満を伴うこともあるんです😶🌫️!
太りやすい方は、基礎代謝が低いことが多いです。
摂取した栄養が、効率よくエネルギーに変わらず、蓄積されて脂肪に。。。🎃
また、身体での中でエネルギーを産生するときの熱が生じにくく、「冷え」を感じやすくなる方がおおいです。
栄養が蓄積されて脂肪となり、なおかつ冷える。これが俗にいわれる「冷え太り」です。
不調サインを見逃さず、身体を冷やしすぎないように生活習慣を振り返ってみましょう🙆。
【冷え性の主な原因】
➀筋肉と比べて脂肪が多い
冷え症が男性より女性に多いのは、筋肉量が少なく、熱を作る力が弱い人が多いから。
また、一度冷えると温まりにくい性質を持つ脂肪が多いことも、原因の1つです
冷えは男性にもあります。男性も加齢によって筋肉量の低下、臓器機能の衰えなどで熱を発することが出来なくなり冷えを感じます。
高齢の男性では頻尿の原因にもなります。
②鉄分不足
ダイエットなどの極端な食事制限、丼やパスタ・パンのみの食事など偏りのある食事は
分不足を招きます。鉄分不足により血液中の赤血球が少ない状態では血液は酸素を運搬する力がなく、
果として体力が不足し、疲れやすく、手足が冷える状態を作ってしまいます。
③食生活の乱れ
冷たい飲食物や甘い物、ファストフードやスナック菓子を食べすぎることや、
無理な食事制限を伴うダイエットによるミネラル・ビタミン不足に陥ることで
体を冷やし、血液をドロドロにして循環を悪くする原因となります。
④タンパク質・野菜不足
タンパク質不足、タンパク質を筋肉に変えるお手伝いをする野菜が不足すると筋肉量の低下の原因に。
体を温めると肩こりや腰痛などが楽になるような場合は、冷えが存在していることがあります。
また、筋肉は、熱を作ってくれる重要な臓器ですが、女性や日頃運動不足な方は筋肉量が少なく
筋肉にめぐる血液の量も少ないため、体は冷えやすくなってしまいます。
偏ったダイエットも冷えや肥満の原因に。
太るから野菜以外は食べない」という考え方も、繰り返すほど”痩せない・太りやすい”体になっていきます。
【冷え太り対策には基礎代謝アップが大切です】
基礎代謝アップには、筋肉量アップが効果大。筋肉量アップには、豆腐などの豆類、肉や魚といったタンパクを摂ること重要ですし、
タンパク質はエネルギーに変わる際に生じる熱量が多く、身体は温まります。
しかしタンパク質のみを大量に食べ続けると、肝臓や腎臓を痛めることにつながるので、野菜も食べましょう。
タンパク質を上手に筋肉に変換したり、熱エネルギーに変えてくれるお手伝いをするので、やはりバランスが大事ですね。
【普段から血行を良くすることが一番の対策です】
血行を良くするために、ストレッチや散歩、軽い運動をしましょう。軽い運動やストレッチもおすすめ。
ヨガやピラティスを始めたり、歯磨き中にかかとの上げ下げでふくらはぎを伸ばしたり、
太ももの前側を伸ばすなどから初めても。
冷え対策として体温以上の温度のものを食べることが、より効果的であると言われています。
熱々のおいしい鍋は、内側からからだを温めることもでき、一石二鳥ですね
栄養をたっぷりとりながら冷え性対策も行って元気に寒い冬を乗り切りましょう!
体温が1度下がると代謝は10~20%低下、免疫力は30%低下すると言われています。
身体が冷えると、痩せにくい体質になったり、風邪もひきやすくなってしまいます。。。。冷えは怖いのですね。
生活習慣から冷えを改善しましょう。当院の院長が処方する漢方薬も効果的です!
これらのことを意識し、体の内側から冷え性対策を行なっていきましょう!!