ジョイクリニック神戸三宮 管理栄養士です。
季節の変わり目になり、朝晩は冷え込むようになりましたね。
そして「食欲の秋」と言われるように、誘惑の多い季節!
健康管理をしつつ秋の味覚・運動、行楽などを楽しみましょう!
秋は体の代謝が活発になり、エネルギーが消費されやすい
秋は食べ物がおいしい季節ですね。
そのため、太りやすいイメージがありますが、基礎代謝が上がるため、実はダイエットに向いている季節です
私たち人間の体には、体温を36度前後に保つ働きがあり、そのために消費されるエネルギーを基礎代謝といいます。
秋になって気温が下がると体温との差ができて、熱をたくさん作ろうとします。
秋は体の代謝が活発になり、エネルギーが消費されやすいタイミングになります。
さらに、秋は活動しやすい気温になり、運動もしやすくなります。
厳しい暑さが過ぎてやってくる、秋の穏やかな気候も、ダイエットに適した季節に移行します
日常の生活の中でで無理なく体を動かしましょう!
ーまずは100㎉消費!ー
まずは日常生活でなるべく動くようにしましょう。
自分の生活に合わせて動くようにすれば、減量や体力づくりに役立ちます。
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👉100㎉消費の目安
🔲積極的に階段を利用する…【約40分】
🔲自転車で外出【約40分】
🔲ウオーキングキング
・ゆっくり歩く【約35分】
・普通に歩く【約25分】
・早く歩く【約20分】
🔲電車で立つ【約40分】
🔲ヨガ・ピラティスなど【約40分】
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運動後はこれらをまんべんなく摂りましょう
1️⃣たんぱく質(卵、豆腐、納豆、肉、魚)・・・傷ついた筋肉を修復
2️⃣野菜やキノコ類…筋肉を作るミネラル、ビタミン
3️⃣炭水化物(ご飯などの主食)…筋タンパク質の分解を抑制
ハードな運動をしなくても。。。痩せ体質に!
【動かない】 から→ 【すぐに動く】へ
運動の習慣がないと、毎日の多忙な生活のなかで始めるのははさまざまなハードルがありますね。
忙しいから運動ができない、なので痩せない。。。と思っていませんか?
~こまめに動く人は太らない~
特別な運動をしなくても、こまめに動き、座っている時間を減らすことで、ダイエットにつながります。
「○○をやっておいて」「○○やってくれる?」と言われて、あなたはすぐに動くタイプでしょうか?
それとも、後回しにする方ですか?
座っている時間が長い人は、内臓脂肪が多く、立っている時間や歩いている時間が多い人は、
内臓脂肪が少ないことが、京都府立医科大学の研究で明らかになったそうです。
習慣は毎日積み重なっていくので、影響が大きい
―「運動以外の日常の小さな動き」を積み重ねるのも運動―
日常生活でちょこまか動いている人は、大した動きではないのですが、健康と強いつながりがあります。
食事が終わったらすぐ片づける習慣があると、お腹がいっぱいなのになんとなく食べることも防げます。
これはとっても大事な習慣です。
糖尿病病の予防法の一つに食べたらすぐ立ち上がって動き出す。という運動療法があります。
”食べない”ではなく、”血糖値を安定させる食べ方と動き方”の指導になります。
あとまわしにして、ゆっくり動く、すぐに動かない。そうすると脳も「この人はあまり動かないから筋肉は少なくて十分」と判断するように。身体は省エネしようとするので、筋肉をつけようとしない傾向に。そして、筋肉が減ると、太りやすい体になってしまいます。
ジョギングも筋トレもとても大切です。しかし、実は日常のカラダの動きが少ないことがダイエット成功の大きな壁となっていることがあります。
このように重要な日常の動きを「非運動性熱産生(NEAT、non-exercise-activity thermogenesis)」といいます。
すぐに動く人は太りにくく、痩せやすい傾向があります。
地味な積み重ねですが、健康で綺麗な身体作りには大事なポイントです!
ジョイクリニックではメディカルダイエット外来がありますので、春までにスリムに!という方は、
日常生活を見直しつつ、受診をされることもおすすめです
痩せやすい時期に入っていくこの季節、少しだけ意識を変えて、”いつの間にか痩せ”を目指してみませんか。