ジョイクリニック神戸三宮 管理栄養士です
みなさま「てっぱい」という料理をご存知でしょうか?
「てっぱい」とは鉄砲和えのことを言い、味噌や酢を混ぜたものを魚の切り身や野菜を和えたものです。
京都の普段のおかず、おばんざいとして親しみのある郷土料理です。
昔ながらのお惣菜が食べたいな~との院長のつぶやきが聞こえてきたので😝この季節に甘く美味しいねぎをたっぷり入れて作りました🍴
私は九条ねぎと白みそが大好き💛
ホタテの貝柱以外でも、さっと焼いた油揚げや烏賊など、色々なものと合わせてよく作ります
ホタテの貝柱と九条ねぎのてっぱい
【材料(2人分)/エネルギー:全量120kcal】
・ホタテ100g ・九条ネギ 2本
(調味料)A.①白味噌 大さじ2 ②みりん大さじ1 ③辛子 小さじ2 ④酢 小さじ3
B.ホタテを茹でる酒 大さじ1
【作り方】
1️⃣九条ネギは、食べやすい大きさに斜めに切る。
2️⃣ホタテは半分に切り、Bの酒と水を沸かしたお湯でさっと茹でる。
3️⃣A.の調味料を全て合わせてよく混ぜ合わせておく。
4️⃣ボウルに、さっとボイルした九条ネギ、ホタテを入れて、3の調味料を合わせて全体をよく混ぜ合わせる。
5️⃣器に盛ればできあがり!
【ねぎの効用】
ネギ独特の刺激臭は、ニンニクや玉ねぎと同じ、アリシンという揮発性の成分。アリシンは体力回復に役立ち、血行をよくして体を温め、肩こりや疲労の蓄積を防ぎ、神経を鎮め、体調を整える働きがある。さらにビタミンも豊富。
【βカロテン】
活性酸素の発生を抑え、取り除く働き(抗酸化作用)が期待できる。また、体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の抵抗力を高める効果が。
【ビタミンC】
皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りを良くし、ストレスや風邪から守る。
【ビタミンB1の吸収力を高める】
糖質からエネルギーを産生するビタミンB1の吸収力を高めることで、疲労回復や体力強化にも効果が期待できる。
冬のねぎは甘く、栄養も豊富。カルシウム、ビタミン、鉄分が豊富な魚介類と合わせると相乗効果で吸収もup
まだまだ寒いこの季節、しっかり食べて乗り切りましょう!