紫外線対策を始めましょう!
ジョイクリニック神戸三宮 管理栄養士です。
ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか。
季節は気持ちの良い気候になってきましたが、気になるのが…
🌻 紫外線❗🌻
5月は、肌の奥までと届いて将来的なシミ、シワ、たるみの原因となる紫外線A波が最も強くなる季節です
(国立環境研究所調べ)
お肌の老化は紫外線による光老化が大きく、80%以上ともいわれています。
シミのない白い肌やしわやたるみのない肌を目指す人にとって紫外線は大敵です。
肌が紫外線を繰り返し浴びると、皮膚を支え弾力性を保つコラーゲンやエラスチンが
変性されてしわやたるみができたり、メラニンが大量に分泌されてシミができたりします。
場合によっては皮膚ガンが誘発される場合も。美肌を守るためにも、肌の健康を守るためにも、
紫外線ダメージを防ぐようにしましょう。
光老化って?
紫外線を浴びると…
❶皮膚のコラーゲンやエラスチンが変性・破壊されることが大きいです。
UVAは波長が長く、肌の真皮層まで到達して皮膚を支えるコラーゲンやエラスチンを徐々に変性させていきます。
変性したコラーゲンやエラスチンは硬く弾力性がなくなって肌を支えられなくなり、しわ・たるみ、肌のごわつきを発生させます。
UVBは、コラーゲンを壊すコラゲナーゼ酵素を活性化させ、肌を支えるコラーゲンを減らし、しわ・たるみの原因になります。
❷UVA・UVBによりシミが発生します。
紫外線を浴びたとき、メラノサイトが肌への紫外線の浸透を防ぐためのバリアをつくろうとしてメラニン色素を生成します。
本来なら、生成されたメラニンはターンオーバーに合わせて肌から排出されます。
しかし、紫外線を多量に、長時間浴び続けると、メラニン色素が過剰につくられ、ターンオーバーでは排出しきれず
皮膚細胞に沈着し、シミとなります。また、シミは表皮そのものが厚くなる原因にもなります。
肌は紫外線からのダメージにより、じわじわと老化していくのですね…
光老化は自分で防ぐことができる
自然老化と異なる点は、自分で防ぐことができることです。
紫外線対策を日々しっかりとおこなっていれば、シミやしわ、たるみなどに直結する肌老化の進行を防ぐことができます。
ー自分でできる紫外線対策ー
❶日焼け止めを毎日塗る
基本ですが、忘れがちですよね…
家の中にも紫外線はしっかり入ってきます。
波長が長いUVAは窓ガラスや薄いカーテンを透過して室内に入ってきていると言われています。
外出しない、家にいるときでも日焼け止めを塗ることで、紫外線から肌を守ることができます。
日焼け止めを塗るベストタイミングは、起床後すぐ!。
朝起きてからすぐにお化粧をしないときも、洗顔後しっかり塗りましょう。
おすすめの日焼け止め。男性にも人気です。
❷毎日の食事で紫外線対策
塗る日焼け止めと同様、食事での紫外線対策は基本中の基本、かつ重要です✨
ビタミンエース🤴(A・C・E)を摂ろう🍓ビタミンA、C、Eは「ビタミンエース」と呼ばれ、健康で美しい肌を保つビタミン。
活性酸素から体を守る抗酸化作用が豊富で肌紫外線から守り、お肌の老化を抑制します。
紫外線が強い時期にはビタミンA、C、Eを積極的に摂りましょう。
~肌の老化抑制効効果が高い3大ビタミン💙~
食事をバランスよく食べる方がお肌が美しく、しみが少ないのは理由があります
ビタミンA
何といっても美肌と抗老化にはビタミンA❗
おすすめの食べ物:にんじん、カボチャ、ほうれんそう小松菜、ピーマン、ニラ、トマト、
紫蘇、ししとう、万願寺唐辛子・海草・カツオ・鮭・ウナギ
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持する働きがあり、赤や黄色の緑黄色野菜に多く含まれています。
植物性食品に含まれるβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わります。
油に溶けやすい性質で、炒め物など油を使う料理にぴったりです。
ビタミンC
ビタミンCがお肌に良いことは広く知られていますね。
おすすめの食べ物:野菜全般。特にピーマン・ブロッコリー、ゴーヤ、キャベツ、カリフラワー、大根。果物全般。
特にキウイフルーツ、いちご、キウイ。
ビタミンCは肌のコラーゲン生成に関与しています。メラニンの生成を抑え、肌の弾力を保ちます。
キレイになりたい人は積極的に摂りたい栄養素と言えるでしょう。
鉄の吸収もアップするので、鉄分不足からの糖依存予防・対策に重要。
甘いものがやめられない!という方は、ビタミンCと鉄分をしっかり摂りましょう。
サプリメントでの過剰摂取は肝臓を傷めるので食事からの摂取が重症です。
ビタミンE
おすすめの食べ物:大豆製品全般。豆腐、枝豆、厚揚げなど。とうがらしやかぼちゃ、ピーマン、玉ねぎ、なすなど。アーモンドなどのナッツ類
ビタミンEは血管の健康維持や老化を防止する働きがあります。
油に溶けやすい性質で、炒め物やオリーブオイルを使ったサラダに向いています。
ビタミンAやビタミンCと一緒に食べると、より美肌に近づけるでしょう。
その他:飲む日焼け止め
飲む日焼け止めは、紫外線による肌のダメージを内側からサポートすることを目的としたサプリメントで、
日焼け止めクリームの補助的な役割を果たします。
主に、抗酸化作用やメラニン生成の抑制といった成分が含まれ、紫外線によるシミやシワ、肌老化の防止に役立ちます。
お勧めの飲む日焼け止め
サンソリットのユーブロック(U・Vlock)
30日分¥ 7,020/7日分 ¥ 2,160税込
日本で開発された飲む日焼け止め。
特徴
即効性と持続性:1日1回の服用で数時間後から効果が現れ、1日を通して肌を守ります。
外出前に服用することで、短期間での効果が得られるとされています。
抗酸化作用:抗酸化成分が肌の酸化ストレスを和らげ、シミやシワの予防に役立ちます。
全身を守るː:眼が紫外線を受けると、三叉神経を通じて下垂体に「紫外線が入ってきた」という情報が伝わり、下垂体が「メラニン色素を作れ」という指令を出して、皮膚が黒くなります。肌に直接紫外線を浴びなくても日焼けは起こります。ユーブロックを服用することで眼をはじめ、全身の紫外線の害を防ぐことができます。。
こんな方におすすめ
レジャーやゴルフなど野外のスポーツ、子供と外出する機会が多い方、レーザー・光治療前後などで完全遮光したい方、
汗をかきやすいレジャーやスポーツに、」顔だけでなく、ボディにも使いたい方、こまめな日焼け止めの塗り直しがむずかしい方、車の運転などで長時間紫外線を浴びるかた、肌が弱かったりして日焼け止めを塗るのが苦手な方や男性にもおすすめです。
どんなに美肌ケアををしていても、肝心の紫外線対策がおろそかになってしまうと、せっかくの治療効果がわずかしか感じられない可能性もあります。
今年は紫外線の害に負けない夏にしていきましょう